【竜操教室 塾長日記】いつになったら・・・
この時期、冬休みの課題の問題集が配られています。
例によって、解答解説の冊子は配られません。
真面目な子は、解答の無い問題集を頑張って解いています。
頑張って解いたとしても、それが正解なのかどうか、解答が配られるまで確信が持てないわけで・・・
そんな不確実な自学をさせよう!という意味がまったくわかりません。
12年間ずーーーーーーーーーーーっと、「解答解説はセットで配れ!」と主張していますが、いまだになんにも変わらないんですよ。
答や解説を見せないことが、「自分で考える学習」につながるはずがないということを、そろそろ理解して欲しいのです。
答をセットで配らない先生方へ、ちょっとでいいので「答配らない」で検索をかけてみてください。
世間では、答を配らない先生をどのように評価しているかがはっきりわかるはずです。
先生だけじゃないですよ。
答をすぐに取り上げてしまう保護者の方もそうです。
自分で勉強するというモチベ―ジョンも、自分で勉強するという技術も、何もかも奪ってしまうことにつながります。
そして、答合わせは後からまとめてするという悪習慣はこうして養われていきます。
答を取り上げる人たちは、子供たちを自分のコントロール下においておきたいだけなんです。
答を丸写しするような不真面目な子が、答を取り上げたぐらいで真面目にやるようになるはずがありません。
結局、真面目で要領の良くない子、つまり解答や解説を本当に必要にしている子が一番の被害者になります。
指導する側として、どこに合わせるのかってことでしょ?
なんでわからないんだろう・・・
まあ、これからもずっとわからないんですよ。
それが先生商売ってもんですから。
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