【竜操教室 塾長日記】おかしな習慣を改めていくのが難しい
今週の土日も期末テスト前ということで無料開放中です。
これで週末開放は3週連続なので、塾長は4週間連続勤務ってことです。
まあ、個人塾なんてどこもそんなもんでしょう。
習慣化してしまえば、なんてことありません。
習慣化と言えば、
学習習慣を身に付ける・・・ということで日々指導をしているのですが、これが本当に難しいのです。
もし、何もない素の状態から正しいやり方を習慣化するのはそれほど難しくないでしょう。
でも、すでに何年間も間違った習慣が身に付いていたら、それを変えるのは至難の業です。
それも、週に2回ほど、限られた時間しか顔を合わせない状態で・・・です。
間違った習慣だとしても、それを何年も繰り返していれば、本人の中ではけっして間違っていない当たり前のことですからね。
余談ですが、この前も、歯ブラシにつける歯磨き粉の量はどのくらい?という話をしていたのですが、生徒の何人かは、ブラシの端から端まで2㎝ほどたっぷりつけているらしく・・・
それがもう当たり前なんですね。
なにがおかしいんですか?って聞かれたので、いや、なにもおかしくないって言っちゃいました。
それに、トイレから聞こえてくる、トイレットペーパーのロールのカラカラという音が、全然鳴りやまない・・・
あなた、いったい何メートル使う気ですか?って思っている間も、ずーっとカラカラだったり。
プッシュボトルの石鹸を、5回も6回もプッシュして、手が石鹸まみれじゃんと思ったら、そこからほとんどこすりもせずに洗い流したり。
あ、まあそのあたりが気になるのは塾長がドケチなだけですが。
それはともかく、他人からおかしく見えても、本人は全然おかしくないんですよ、ずっとそうしてきたんだったら。
勉強はそんな感じです。
宿題のワークの進め方、答合わせのやり方、解き直しのやり方、すべておかしな習慣でやってきていたとしても、本人の中では全然おかしくないわけで・・・
かくして、そういうおかしな習慣と日々戦うのが塾長の仕事なのです。
生徒たちの素の自習の様子をじっくりと見れるテスト前の無料開放はその貴重な貴重な機会なので、無駄にしないようにしたいと思います。
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