【竜操教室 塾長日記】ただ繰り返すしかないんですけどね。
テストが終わって・・・
え~、これやったよね?
え~、ここ絶対出るって言ったじゃん。
ということはよくあります。
覚えていないとダメと思っていたのに、テストになったら忘れてた。
自分は記憶力が弱いから仕方がない・・・そう勘違いしてます。
個人差はもちろんあるとして、それでも人は皆忘れっぽいんですよ。
テストの時にちゃんと覚えている人は、忘れることを前提に勉強をしています。
だから、忘れる前にもう一度覚えなおします。
覚えなおしても、どうせまた忘れてしまいますが、それが前提だから、また忘れる前に覚えなおすだけのこと。
要するに、「忘れる前に覚えなおす」だけです。
根拠はありませんが、単純に、記憶の定着は学習回数に比例している・・・と思います。
「覚えないといけない」というのが目的であれば、忘れないようにその同じ内容を何度も何度もやるだけです。
いわゆる暗記科目だけの話ではありません。
数学だって、解き方には「型」がありますから、その同じ「型」を何度も何度もやるんです。
忘れてしまう前に。
だから、勉強ができる人というのは、忘れてしまう前に覚えなおすという反復の回数や手間、時間をあらかじめ考えて勉強をしているので、それをそれほど負担に思うことはありません。
忘れないことが目的だから。
でも、勉強ができない人というのは、目の前の問題を1回解くこと、ワークやプリントの解答欄を埋めることが勉強だと思っているので、そこから反復しようとなると、2回目ですらすでに負担なんですね。
忘れないことが目的になってないからです。
話は簡単です。
でも、その意識を変えるのは簡単ではないってところをどうするか。
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