【竜操教室 塾長日記】ほんとに自分で解く気がありますか?

これ、わからないので教えてください。


ーどこからがわからないの?


全部です。


ー問題文の意味も?


いや、まだ読んでないけど、たぶんわかりません。


ーへ?じゃあ、まず問題読めよ!


・・・・こういう意味不明な質問をする生徒がけっこう多く居ます。


問題文を読みもしないで、雰囲気でわからなそうだから、とりあえず質問してみました・・・って感じ。


その行為自体が「どこかおかしい」ということがわかっていません。


「わからない問題を先生に質問すること」が勉強だと勘違いしています。


あるいは、「わからない問題の解説を聞くこと」が勉強だと思っているのかもしれません。


だから、とりあえず質問して解説を聞きます。


難しそうな問題を先生に解説してもらうと、なんだかすごく勉強をしている気分になるのでしょう。


ただ、いつも言うことですが、それらは手段であって目的ではありません。


この例だけじゃないですが、なかなかできるようにならない生徒というのは、自分がその問題を解き進めるたった一人の責任者だという自覚が無いんですよ。


問題を解くのは自分自身だし、それが解けるか解けないかの責任はすべて自分のみにあります。


要するに、最後は自分でなんとかしなければいけないんだという当事者意識を持っているか持っていないか。


やれ!って言われるからただやっているという意識ではどうにもなりません。


できるできないの境目は、結局そこなんじゃないか?と思ってます。

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