【塾長日記】ちょっとせつない気持ち

昨日とおとといの伊勢参りの帰りに、1999~2006年に住んでいた長岡京の周辺に立ち寄りました。


当時住んでいた古いマンションは、そのまま時が止まったかのように存在していましたが、それ以外の街並みはこの10年の間に大きく変わっていました。


新しい駅、新しい道、新しいスーパー、新しいお店。


それでも、そこかしこに以前と同じままの風景が残っていて、まさにそこが生活空間のほぼすべてだっただろう長女と嫁は、昔の日々を思い出し、泣きながらそれらのひとつひとつを懐かしんでいました。


ただ・・・


ほら、この図書館、お母さんが用事の時、一緒に行ったじゃん!


ほら、長岡天神も2人で散歩したじゃん!


と娘に聞いてみても、「覚えてない・・・」と素気ない返事。


「あたし、長岡京でのお父さんとの記憶、全然無いんだよね。だってこの頃、お父さん、ほとんど家にいなかったじゃん。」


確かに、あの頃は土日や祝日に休みなんて無かったし、月の半分くらいは出張してたし、昼夜逆転してたし、母子家庭みたいだったもんね。


過ぎた日々を取り戻すことはできないけれど、これからの日々はできるだけ無駄にしないようにと本当に思います。


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