【塾長日記】まず語彙を増やしましょう。
国語の成績を伸ばすというのは簡単ではありません。
おまけに、中学生が塾で学習する教科というのは英語や数学が中心で、テスト前や入試前になるとこれに理科と社会が加わることはあっても、”国語”の勉強というのはあまりありません。
国語力をつけようと思ったら、実は対策ははっきりしていて、”語彙”を増やすことと、文法を理解して文章の構造を掴むことの2点なのですが、それを実践していく時間が無いのです。
学校の授業では教科書の文章の読解が中心で、文法や語彙にかける時間はあまり取られていないようですし、結局のところ、国語の力はその本人の資質と努力のみに頼らざるを得ないということになります。
だから、結局国語の苦手な子は、ずっと苦手なまま放置されてしまうのです。
その結果、他の教科でも、日本語で書かれた教科書の内容を理解できなかったり、問題文の意味を理解できなかったりということになってしまいます。
例えば社会の教科書を読ませてみても、知らない言葉や読めない漢字にチェックを入れさせると、ページのほとんどがチェックで埋まってしまうなんてこともあるぐらいです。
指導をしていても、これは本当に頭の痛いところで
そこで、今年の夏からは新しい教材を試してみることにします。
このシリーズです。
小学校基礎レベルの表紙には、”小学校3年生から始めたい!”って書いてありますが。
うちの生徒たち(中学生)にはまずここからでしょうね。
”そりがあわない”、”閉口する”、”頭が上がらない”、”さしずめ”、”とっぴな”、etc
ちゃんとした意味、わかってないだろうなぁ・・・
作文で、使えないだろうなぁ・・・
ということで、まずこの1300語マスターをこの夏の目標にしていきます。
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