【竜操教室 塾長日記】買うことが学力向上につながるわけではない。
中学校で、高校入試に向けた過去問や問題集の注文のご案内があったようです。
この一番不安な時期に受験生を抱えた家庭に営業をかけるのは絶大な効果があるんでしょうね。
何人かの生徒から、どれが良い?と聞かれました。
結論としては、「特に必要ない」ってことですよ。
問題集の過去問はせいぜい3年分から5年分です。
塾にそろっているのは、15年分。
生まれる前からですね。
私立高校も説明会で毎年配布してくれたり、ホームページにアップしてくれたりするので、やはり10年分以上はストックがあります。
それに・・・
すでに学校の配布物でいわゆる”厚物”と呼ばれる総合的な問題集は持っているはずなので・・・
必要ならばそれを繰り返せば良いのです。
ポイントは、同じ問題集、一度解いたことのある問題を解きなおすってところです。
次から次にとっかえひっかえいろんな問題にあたって効果があるのは、相当学力のある生徒だけですよ。
それに、買うことが学力向上につながるわけではありません。
ちゃんとやらないと・・ね。
やるイメージが湧いたら買ってみても良いですが、まあ、やらないでしょ?
そういうことです。
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