聞く前に見る!
わからない問題にぶつかった時に、その答を他人に聞くというのは悪くありません。自分の今の能力ではできない問題を延々と考えるよりは、答や解き方を教えてもらって、またしばらくして解き直しをした方がよほど勉強の効果は上がると思います。ただ・・・だからと言って、わからない(と思った)問題を、すぐに他人に尋ねるというのはどうでしょう。なんだか矛盾しているようですが、自分では何も考えないですぐに他人に聞く姿勢というのは、これはあまりよくないと思います。生徒たちが解こうとしている問題は、そのほとんどが答や解説とセットです。わからない問題にぶつかった時の手順としては、まず答や解説を自分なりに確認することが優先されるはずです。だから、「先生、これわかりません!」と質問されたら、それに対する第一声は、「答を確認した?」となります。自分で考える →答と解説を確認する →解き直してみる →わからないところを質問するこれが正しい流れでなければいけません。ところが、質問をする生徒のうちの多くが、答も見ずに質問しているのです。だから、本当に自分がわからないところがどこなのかというポイントを把握できていません。そのポイントも把握できないまま、ただその問題の解説を聞いたとしても、それはあまり効率がよくありません。聞いたときは納得できるかもしれませんが、いざ自分で解くとなると、やっぱりまたわからなくなってしまうのです。自律的な学習というのは、自分で延々とわからない問題を考え続けることではありません。自分で考えて、自分で答を見つけて、自分で練習して、自分で解けるようになることです。それにはもちろんわからないことを他人に尋ねるということも含みますが、最終的に自分で解けるようになろうと思ったら、最初から最後までいちいち他人に聞くのではなくて、自分でできるところまでやるという気持ちが必要です。なんでもかんでも質問するのは、勉強熱心なように見えて、実際には本人の身になっていません。だから塾長は、質問があっても、それに直接答えることは極力避けるようにしています。いつも答の見方、解説の確認の仕方についてまず教えるように努力しています。それが、問題の解き方そのものを教えるよりも何倍も大切だと思うからです。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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