「朝■暮■」

四字熟語です。「朝■暮■」の■に何を入れますか?ちょっと前の話ですが、あの鳩山さんが総理だったときのこと。国会答弁か何かで、「朝三暮四」の意味を問われているのに、間違えて「朝令暮改」の意味を答えてしまったことで話題になったことがありました。そのニュースのおかげで、その時「朝三暮四」の意味をちゃんと理解することができました。昔の中国の「宋」という国のお話です。 狙公は、多くのサルを飼っていました。しかし、食料が減ってきてしまい、狙公はサルに与えるトチの実を少なくしなければなりませんでした。そこで狙公は「今日からトチの実を朝3個、夕に4個やることにする。」といったらサル達は怒ってしまった。狙公は「あー……それなら、朝4個、夕に3個にしようか。」といった。結局7個というところは変わらないのにサル達は喜んだ。(出典:ニコニコ大百科)これを読んだ時、最初は意味がよくわからなかったのです。結局1日にもらえるトチの実は7個なのに、なんでその配分で怒ったり喜んだりするのか。でもこれが人の心理なのですね。どうしても先々の利益よりも目先の利益に騙されるわけです。夕方にたくさんもらえるよりも、とりあえず今たくさんもらえる方を選択する・・・たった1日のことでもそうですから、これが1ヶ月先、1年先、5年先、10年先になるともう何も考えられなくなるのが当たり前かもしれません。消費税を上げる変わりに、とりあえず現金を給付しとけ!みたいな話も、これなんですよね。そんな小手先のことで騙されないぞ!と思ってみても、結局我々は狙公に飼われたサルと同じで、いろんな場面で先々の利益よりも目先の利益を優先してしまいます。この言葉が作られた大昔からずっとそうなんですから・・・「朝三暮四」深い!「ねえ、先生。今日はここまででいい?」どうせ先々でやらないといけないのに、どんどん課題を先送りする子供たちにも、ぜひ教えておかなければいけない言葉の一つと思います。子供たちだけでなく、もちろん我々大人もですけれど。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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