私立入試2週間前

この時期。さすがに過去問を解いている生徒が多いのですが、入試直前だと言うのに、あまりの自分の出来の悪さに泣きが入る生徒がちらほらと出てきました。ただ過去問の場合、正答率60％前後が合格ラインだとすると、逆に言えば物理的に40％は解けない問題があるわけです。同じようなレベルの問題の中で60％の正答率を求められているのであればかまいませんが、中には時間内ではまず解けないような難問（受験者のレベルに比べて）も含まれているわけで、そんなものが解けなかったからと言って、まったく気にすることはありません。過去問は傾向を掴むためにやるものと割り切って、それを頑張って全部解くというところに重点を置くのは止めましょう。この時期に効果的なのは、過去問ではなくて、基礎レベルの問題を繰り返し解くこと。受験生の大半が正解するような易しい問題をいかに落とさないかということを考えれば、とにかく基礎問題を繰り返し繰り返し解き続けることが大切です。よく野球で、「打線は水物なので攻撃よりも守備を鍛える」と言いますが、まさにこれでしょう。難問が解けるかどうかは時の運によって変わります。だから、そんな解けるかどうか”水物”の難問ではなくて、1度聞けばできる、1度確認すればできる、覚えるだけでできる、というような基本的な問題をしっかり鍛えて、それを落とさないようにすることが必要なのです。ただひたすら問題にあたり、ただひたすら解き続け、ただひたすら解答を確認して知識の穴を埋める。地味ですけど、これを徹底することが合格への近道になります。頑張りましょう！ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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