必要ですか?そりゃあ必要かもしれないですけど。

英検準1級レベルの英語教員、中学で3割未満 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)英検準1級程度の力を持つ英語教員が高校では5割を超える一方、中学校では3割未満であることが文部科学省の調査で分かった。先日のネットニュースの記事で見つけました。以前から指摘されていることです。高校生に英語を教えるのに、準1級すら持ってないってどういうこと???という突っ込みは当然と思うのですが、だからと言って、現時点で教員全員が準1級を持っている必要は無いですよ。確かに、英検の大まかな目安として、高校卒業レベルが2級なのですから、それを教える先生がせめてその一つ上のレベルに達していないというのは問題とは思いますけれど。それは、世の中の中高校生がある程度平均して英語力を有していれば・・・の仮定の上だと思うのです。高校のレベルなんて、上と下ではまさに天と地以上の差があるのは皆さんご承知の通り。大学全入時代の今では、必修の英語をBe動詞から教え直している大学もあるそうじゃないですか。要するに、中学、高校で教える英語にも、学校や生徒のレベルに応じて”程度”があるのであって、それぞれ先生に求められている能力はまったく違います。何もすべての学校のすべての先生が準1級なんて持ってなくても良いと塾長は思うのです。もちろん、できれば取っているにこしたことはありませんけれど・・・でも学校の先生に求められているのは、なにも教務指導だけではありませんからね。人間教育の部分も当然に求められているわけで、単に自分の英語力が高いだけでは務まるものではないのです。上位校になれば、先生よりも生徒の方が結局学歴が高くなるなんて、普通のことです。高校野球を教える監督が、皆、名プレイヤーである必要がありますか?できれば英語力は高い方が良いに決まってますが、だからと言って大学受験でも就職試験でも英語を必要としないような生徒ばかりの高校で教える英語教師が、準1級以上を持ってないとダメというわけではないでしょう。それに、教員養成課程のある国立大学の教育学部へ入るのに、センター試験の英語で何点必要ですか?東大へ行くのでもなければ、そんなに高得点は必要無いじゃないですか。まあ、どうしても一定のレベルにしておきたいのなら、採用の段階から「英検準1級(または同レベル)以上」としておけば良いのです。そうすれば、何年後かには確実に全員の取得率が100%になりますよ。でも、それによって日本の平均的な英語教育が劇的に良くなるとはまったく思えませんけどね。自分ができるかどうかと、他人に教えられるかどうかは別なのです。基本的な英語力はもちろん有した上で、でも問題の本質はそこではないでしょう。それぞれの生徒に応じた的確な指導ができるかどうか、その能力があるかどうかが大切なのであって、それは英検準1級で確実に担保されるものではないと思いますがいかがでしょう。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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