誰もスーパーマンではないのです。

午前中の高校の非常勤の授業では、すでにテスト範囲まで進んだので、今日はどのクラスも自習にしました。数学だけでなく、英語や古文、生物、日本史など、それぞれの生徒がバラバラにテスト勉強をしています。「先生!数学以外も質問いけますか?」と言われましたが、相手は高2。普段は小中学生の5教科を教えていると言っても、高校の内容になってくると数学以外は怪しいものです。一応聞くだけ聞いて、わかる範囲では答えておきましたけど。高校を出てから一度も勉強したことの無い他の教科の内容まで、今さら覚えているはずがありません。そうです。勉強という意味で言うと、複数の教科の内容を同時に短期間で習得しないといけないあなたたち高校生の方が、専門で一つの教科をじっくり教えられる先生よりも何倍も大変なのですよ。専門で1教科だけを教えるなんて超簡単です。毎年同じ内容を繰り返し教えるわけですから、去年より今年、今年よりも来年と、授業の質をどんどん深めていくこともできますし。「先生って、なんでそんな難しいこと思いつくんですか?」いやいや、思いついているわけじゃなくて、前にやったことがあるからできるだけなんですね。そればっかり専門で何年もやってれば出来て当たり前です。だから、生徒に向かって「こんなんもできないの?」って思うのは間違いだし、驕りですよ。先生が偉いわけでも、頭が良いわけでも、なんでもないんです。ケーキ屋さんがケーキを作るのがうまかったり、電気屋さんが配線工事を簡単にこなしたり、タクシーの運転手さんが運転がうまかったり、っていうのと何も変わらないと思います。もちろん、それぞれで程度の差はあるでしょうけれど。だから、高校生たちにはもっと自分に自信を持って欲しいと思うのです。全教科がそんなにスラスラと頭に入るものではありませんよ。そこに挑戦しているあなたたちはすごいのです。とにかく、テストに向けては、コツコツとできることから確実にこなしていきましょう。それで良いと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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