テスト慣れ

中学生には数学の小テストを頻繁に受けさせます。テスト慣れさせるためです。テスト慣れしていない子は、入試で圧倒的に不利です。一番大きいのは、時間配分と取捨選択。そして、計算ミスや勘違いなどへのチェック。限られた時間の中で最大限の効果を上げるためには、この2つは絶対に必要なのですが、テストに慣れていない子は、この2つがまったくできていません。学校の定期テストぐらいの頻度ではこの2つは養えないのです。数学は特に、100点を取る気でないのであれば、どの問題を解くかという優先順位をどれだけ見極められるかの勝負と言っても良いでしょう。例えば、「直径が6cmの球の体積を求めなさい。」という問題。これって、公式を知ってれば簡単ですけど、公式を覚えてなければ絶対にできない問題じゃないですか。テスト慣れしていない子って、こういう問題を、公式を覚えてもいないのにしばらく考えるんですよね。あるいは、「ガクッ!」ってうなだれるリアクションをしたりします。そんなことしとる暇があったら、さっさと飛ばして次の問題考えんかい!(-_-メ)って感じです。数学のテストの場合、問題を見たらまずその問題を次の3つに分類することが必要です。①まったく解き方が思いつかない問題。②解き方はわかるけれど、計算に時間がかかりそうな問題。③解き方もわかるし、時間もかからずすぐにできる問題。もちろん、①と②はさっさと飛ばして、③から解くためです。当たり前の作業ですが、これがなかなかできないのです。特に、真面目な子。出来ない問題をバッサリ捨てる訓練をしておかないと、無駄に時間を使うことになります。そして、浮いた時間で何をするかというと、それは出来る問題の解き直しやチェックなのです。数学は、点数を取れる子ほど、自分がミスをするということを知っています。だから、自分は必ずどこかでミスをしているぞ!と思いながら解いているので、結果としてミスに気づき、修正することができるのです。ところが、点数の取れない子は、自分のミスには無頓着というか危機感が無いというか・・・少しでも早く解くようにするのは、少しでも見直しやチェックをする時間を作りたいからなんですが、そこを理解できていないのです。この部分が”テスト慣れ”していないところなのです。今の世の中は小さいころから、焦らなくていいよ、自分のペースでやりなさい、とかスピードよりも正確にコツコツときなさい、とかそういう指導全盛の中ですから、仕方が無いところもあるとは思います。それを全否定するわけではありませんが、単位時間当たりにどれだけの作業ができるのかという効率性の部分も、それがもし訓練で伸びるのであれば、追求すべきところだろうと塾長は思います。いつも言うことですが、社会に出れば結局そこが求められているわけですから。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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