【竜操教室 塾長日記】どうしてそうなるの？

問題を見て、何らかの答を出したとき、なぜその答にしたのか、を考えて欲しいんですよ。

正解だとしても不正解だとしても、あるいは自信があるとしても無いとしても。

なぜその答だと思うのか、それをちゃんと考えて欲しいのです。

「どうしてそう思う？」と言う質問に、「こういう理由です。」とちゃんと答えられる生徒は、たとえその答が間違っていたとしても、先々で必ずできるようになります。

正解をチェックして、間違えた理由をチェックして、修正することができるからです。

理由を考えずになんとなくその時の気分で解いている限り、それが正解だったとしても不正解だったとしても、その問題から学ぶものは何もありません。

勉強は、今できないことを次にはできるようにすることです。

それはもちろん、今できることも次にもできることが前提です。

要するに、今できたかどうかは大した問題ではありません。

大事なのは、今の経験を次の課題解決につなげていくことです。

そのためには、今、なぜその答を出したのか、自分なりの理由を考えることが絶対条件です。

でも、全然できてない。

そんなこと指摘されたことも考えたこともない生徒がたくさんいます。

なんとかしなければ。