ルールを見つけて判断しよう

赤→青→黄→緑→赤→青→黄→緑→赤→？？？次は？というような問題、幼児教育番組などで良く見ます。順番を理解して次を想像できるかどうかという問題ですね。さすがにこの問題レベルであれば、小中学生なら簡単に答えられるでしょう。でも、順番やルール、仕組みを理解して、次を想像するということは、何も幼児教育レベルだけではありません。小学校や中学校の勉強でも、やはり一度ルールを習った上で、そのルールに沿って答を導き出すという作業はどんなレベルにおいても日常的に行われています。勉強だけじゃないですよ。日常生活でも、なんらかのルールを理解して、そこから次の流れを想像し判断するということは、当たり前の作業なのです。この当たり前の作業を当たり前にできないと、ちょっと困ります。世の中のほとんどのことには、それぞれに様々なルールが存在しています。勉強で言えば、英語にしても数学にしても、その時々でいろいろなルール（文法や公式）が出てくるのですが、そのルールを理解しないまま、なんとなく答を想像しているだけでは、正解するはずがありません。ルールを理解できないというよりも、そもそもそこにルールが存在していることに意識が足りていないのですね。だから、その場その場の感覚で答えようとして、間違うわけです。冒頭の色の順番で言えば、過去の並びなど見ようともせずに、次の色をその場の勘で当てようとします。だから、間違っていても気になりません。少しでもルールを考えて、それで答が違っていたのなら、そこには別のルールが存在していると考えてそれを見つけようとするのがふつうですが、その場の感覚や感性で答えている限り、それが外れていたからと言ってなぜ違ったのかを深く考えることはないのです。前者の場合、間違いや失敗も経験の積み重ねとなり成長につながりますが、後者の場合、いくら間違えても経験の積み重ねにならず、成長にはつながりません。この違いは、長い長い人生の中で、考えられないほどく大きな差になるでしょう。英語や数学の勉強のことだけだったらまだ良いのですが、これが普段の日常生活も同様に、その場その場の感覚や感性で判断して、過去の失敗が経験になっていないとしたら大変なことです。ルールを見つけて、そのルールに沿って次を判断する力。違っていたり失敗すれば、さらに別のルールを見つけようとする意識。これをぜひ養って欲しいと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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