もうちょっと考えてみよう。

中学3年生に、関心のある時事問題を面接で聞かれたら何を答えるの？と聞いたら、「マクドナルドの異物混入問題です！」と言われました。それについてどう思うの？と聞くと、「不安なので、マクドナルドにはもっと注意をして欲しいと思います！」という答でした。まあ、悪くは無いですけどね。よくよく話を聞くと、こういう異物が出るのはマクドナルドだけ（あるいはぺヤングだけ？）のような印象で捉えていました。マクドナルドが全国に何店舗あるかなんて、もちろん知りません。およそ3300店舗あるんですね。全国の年間の来店客数は、レジ通過でおよそ10億人。たとえば、仮に全国で年間100件の異物混入があったとすると、その発生確率は0.00001％。実に1000万分の1です。手作業で調理をしているんですから、とてもじゃないけど、年間100件やそこらの数で済むはずがないじゃない・・・実際には報道されている何倍もの異物混入が発生しているのではないか・・・それは何もマクドナルドだけのことではないのではないか・・・という”確率論”からくる冷静な結論を理解できていると良いのですけれど。ちょっと掘り下げるだけで、全然違った面から考えることができるのです。この件だけではないですが、時事問題と言うと、どうもマスコミ報道の上っ面だけ取り上げて受け答えをしようとするので困りものです。普段からもっともっと興味を持って、さらに加えて自分の意見を自分の言葉で言えるようになって欲しいと思います。「むろん、異物混入はできるだけ避けて欲しいけれど、世の中全体でマクドナルドだけを叩くような今の風潮は良くないと思います。自分はマクドナルドが好きなので、ぜひ頑張って皆の信頼を回復して欲しいと思います！」せめてこのぐらいのことが言えたら、たいしたものなんですけれど。まあ、こんな意見だって、今やネットをちょっと調べればいくらでも出てきますからね。面接に向けて、それぐらいの努力はしても良いんじゃないでしょうか。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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