ちゃんと聞きなさい！

先生！これの答は何？・・・と質問しておいて、こちらが説明を始めると、何にも聞いていないという生徒が結構居ます。こちらは指導なので、聞かれた答だけをズバリ言うことはほとんどありません。それなら答を見たり、辞書を引いたりすれば充分です。だから質問をされた時には、あれこれと関連の話をしたり、ヒントを出したり、できるだけ自分で答に至る道を探し出してもらえるようにしています。ところが、このプロセスをほとんど無視して、答だけを直線的に求めてくる生徒も多いのです。そんな余計なことはいいから、早く答を教えて！という感じです。こういう生徒は、自分の聞きたいことさえ聞き出せたら、あとは何を話しても、何を説明しても、全然聞いてません。そして、何より、同じ質問を何度も何度も繰り返します。5分前に説明したことでも、平気です。いや、その場を乗り越えられさえすれば、どうやって乗り越えたのかなんてまったく記憶していないのです。わからなければ、その時にまた聞けばいいやと思ってるんですね。聞きたいときに、聞きたいことだけ、リアルタイムで聞くことができれば、そりゃあ楽でしょう。ネット全盛の時代です。自分が知識を溜めこまなくても、その都度ネットから情報を引き出せば事足りるような世の中になってきたのは確かです。でもですね。最低限の情報は自分の中に蓄積しておかないとだめでしょう。特に、自分ができなかったことや失敗したことについては、どうやればそれを回避できるのか、そういう経験を蓄積していくことが成長につながるのです。何でもかんでも、その場限りの行き当たりばったりでは困ります。というか、そもそもこちらが大切なことを説明しているんだから、ちゃんと聞きなさい！こらっ！(-_-メ)・・・・・というような説教を、今日も軽く聞き流されてました。はぁ・・・。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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