そりゃカモられますよね。

2年生の数学はいよいよ”確率”に入りました。と言っても、中学校の範囲では、せいぜいサイコロを2個投げるぐらいなので、場合の数はそれほど多くなく、簡単なんですけどね。ところが、日常生活で身に付いていても良さそうなその簡単な確率を、なかなか理解できない生徒も多いのです。だから、高校生や中学生が携帯ゲームの”ガチャ”とかでカモられるんですね。妙に納得します。たとえば、サイコロの1~6の目をすべて出せばコンプリートできるゲームがあるとして、いったい何回サイコロを振ったらコンプリートできそうか、わかりますか?もちろん、6回じゃないですよ。1回目は確実にどの目かが出ます。2回目は6分の5の確率ですから、かなり簡単にクリアできるでしょう。でも、ここで調子に乗ってはいけません。3回目は3分の2。4回目は2分の1。5回目が3分の1。・・・とここまで順調に来たとしても、どんどん確率は減っていくわけですから、すでに少なくとも10回ぐらいは投げてますよね。1回100円なら、すでに1000円。ただ、コンプリートのためには、最後のひとつを出さないと意味がありません。その確率が6分の1。運が良ければ次に出るかもしれませんけれど、運が悪ければ10回投げても50回投げても出ないかも・・・。10回投げてダメだったとしても、そこまでに2000円も使っていたら、止められないでしょう。これが罠です。気付いていれば良いですが・・・最初から15,6回を覚悟していれば良いのでしょうが、確率の概念が無い子供たちは、最初の方の高確率につられて、簡単にコンプリートできそうな気にさせられてしまうのです。まあ、ゲーム代ぐらいで済めば良いですけど、大人になってギャンブルにのめり込む前に、確率の計算だけはちゃんとできるようにしておかないといけないと、そう思います。連立方程式が出来なくても、一次関数が出来なくても良いですが、確率だけは身に付けて欲しい知識なのです。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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