個人塾で個別塾なので
【形から入る】物事にあらたに取り組む際に、その意義や内容よりも、外見や格好、活動自体を主眼において取り組み始めること。(Weblioより引用)何かを習得するのに、形から入るということがあると思います。テニスで言うと、初心者なのに、まずテニスウェアをばっちりそろえるとか。結構高価なラケットを買うとか。そして、ろくに打ったこともないのにhow-to本を読んでフォームを研究するとか。そんな感じです。日本人は、そういう”形から入る”というのを好む、と以前何かの本で読んだことがあります。勉強においても、形から入るというのを重視している人も多いでしょう。勉強に向かう姿勢、場所、時間。そこにつながる挨拶だったり、生活習慣だったり。塾でも、まず挨拶を大きな声でしっかりやらせて、履物はきちっと揃えて、座る姿勢もビシッとさせて、そういうところから勉強する精神が生まれる・・・なんてことを主張されている所も多いですね。塾長も、この考え方が間違っているとは思えません。でも、テニスを習うのに、ウェアや道具の良い物を揃えていくのと、勉強をするのに、挨拶や姿勢から入るのでは大きく意味合いが違うと思うのです。形から入る場合、それが本来の取組みに向かうためのハードルを下げるためであれば良いのですが、勉強の場合、多くはその取組みに向かうハードルをさらに上げることにつながっていないでしょうか。そもそも、あまり乗り気ではない勉強をしようとしているのに、その勉強に入る前に、やれ挨拶がどうだとか姿勢がダメだとか言われたら、ほんのわずかのやる気なんて簡単に吹き飛んでしまいます。もちろん、挨拶も大切ですし、勉強に向かう姿勢も大事です。そして、それを整えることで、さらに勉強がスムーズにできるようになる子も大勢いるでしょう。でも、そうした勉強の本筋とは別の部分がハードルになって、勉強そのものが嫌になっている子もまた大勢いると思います。勉強なんて、そんな構えてやるものじゃないんだよ!というのが塾長の方針です。やりたければ、いつでも、どこでも、どんな状態でも、できるんです。挨拶ができなきゃ勉強ができないわけではないし、姿勢が崩れていたら勉強ができないわけではないのです。たとえば、勉強は全然ダメでも、部活や少年団などで鍛えられて挨拶や規律は抜群の子もいますよ。あるいは、勉強は抜群にできるのに、勉強中の姿勢はめちゃくちゃだし、時間は守らないし、挨拶はできないしという子だっています。限られた時間の中(←塾としてはここが大切)で、何を今指導しないといけないかという優先順位はその子その子でまったく違うのです。形から入った方が良い子もいれば、そうでない子もいます。だから、まず一律で何かを進めるというのはうちのやり方ではありません。テニスで言えば、とりあえず恰好やフォームなんかは置いといて、「まずは打ってみて!」ってことです。修正はそこからでしょう。そこから、挨拶が必要と思えばそうしますし、姿勢を直した方が良ければそうします。とにかく、打ってみなければ始まらないのです。うちのような個別学習の個人塾としては、それぞれの子供たちの状況に応じて、出来る限り個別に対応していかなければ、存在意義は無いと思っています。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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