同じ問題を何度も解くということ!

一度解いた問題を、もう一度解く。簡単なことのはずですが、これができません。なぜ?面倒だから?やりたくないから?そういう人は、数学の問題を解く目的がよくわかっていないのです。とりあえず、先生や親に”やれ!”と言われたからやっているだけです。自分に課せられた、ノルマをこなしているだけです。一度解いたから、もういいでしょ?もう終わったじゃん!やれと言われたことはこなしているわけですから、わざわざその手間を増やしたくない・・・ということです。でも・・・数学の問題を解けるようになりたい。そういう目的があれば、同じ問題を何度でも解けるはずです。一度解いただけで全部解けるようになるほど、数学は甘くありません。できるようになるまで、何度も何度も繰り返す。できるようになっても、忘れないように、さらに、より早く、より正確に解けるようになるまで繰り返す。目的をちゃんと考えれば、それが当たり前になってくれないと困るのです。たとえば・・・野球部で、ライバル校の好投手を今度の対戦ではぜひ攻略したい・・・そう思ったら、その投手の得意としている決め球をバッティングピッチャーに投げてもらったり、バッティングマシンにセットしたりして、何度も何度も打つ練習をするでしょ?あるいは、ビデオに撮ったその投手の投球を、何度も何度も見て、タイミングをとったり、癖を見つけたりするでしょ?打てるようになるまで、攻略する自信がつくまで、同じことを何度も何度も繰り返すはずです。でも、とりあえず監督から、今日の練習は一人ストレート100球打ち!とだけ言われたのだとしたら、それはもう単なる練習ノルマになってしまうのです。ストレート100球打つのだって、自分の能力を上げてくれる立派な練習です。そう思って取り組めば、それなりに効果は上がるはず。ところが、100球を打ち終えたら、全然打てなくても、もうそれ以上1球だって打ちたくなくなります。だって、疲れたし、面倒だし、そもそも100球ちゃんと打ったんだからいいでしょ?もう終わったじゃん!となるわけです。そんなんで、打てるようになりますか?そんなんで、勝てますか?目的を見失っていませんか?単に100球を打ち終わることが目的なのか、それとも自分の能力をあげることが目的なのかを、もう一度じっくり考えてみて欲しいと思うのです。いや、そもそも勝ちたいと思っていないのであれば、別にかまいませんよ。じっくり考えた上で、ノルマをこなすことが目的だと思うのであれば、もうそれ以上塾長がしてあげられることはありません。でも、少しでも向上したい、なんとかしたいと思っているのであれば、それなりの努力はしなければいけないのです。一度解いた問題を繰り返し解くなんて、初見の問題を解き続けるのより数倍簡単じゃないですか。目的がぶれないようにして欲しいと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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