自転車操業

高校3年生はいよいよ追い込みです。数学の授業を受け持っていても、すでに数学が必要の無い生徒などは他の教科の内職をするということが半ば公然になっています。まあ、他の生徒の授業の邪魔にならなければ、どんどん必要な勉強を自学してくれれば良いとは思いますけどね。ただ気になるのは、必要な授業のはずなのに、その時間に別の教科の勉強をしているという生徒。必要な教科の授業を聞かずに別の勉強をしているということは、結局聞かなかったところを別の時間で補わなければいけないのです。そして、その時間がまた別の必要教科の授業中に行われることになるわけで・・・。勉強の自転車操業ですね。目先の優先順位に追われて、ものすごく効率の悪い勉強のサイクルになっている危険があります。そして、その危険に本人が気づいていないというのが一番問題なのです。授業中の内職だって、その意義とか目的とか効率性とかを考えながらやっている生徒と、ただ見よう見真似だったり、単に時間的に追い込まれているだけだったりする生徒とは天と地ほどの差があります。クラス全体を見渡すと、前者のような生徒に紛れて、後者のような状態の生徒も居るようなので、全体に注意喚起をしていかなければと思います。と言っても、その注意の意味が理解できるようなら、そもそもそんな状態にはならないんですけどね。消費者金融のCMで、借り過ぎに注意しましょう！って言ってるようなもんです。困ったものです。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ！とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック！

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