本来は自分でやるもの。
塾での英語の授業は、基本的に学校の授業の予習復習です。できるだけ学校で習う直前の単元を予め学習しておく”予習”のスタイルを維持しています。学校の授業で習う前に、新出単語を調べておいたり、本文の意味を自分なりに訳しておいたり、さらに新しい文法がどんな内容なのかを見ておくということは、学校の授業を楽しく受ける上でとても大切です。そんなこと、本来は自分でやるべきことなんですけどね。勉強習慣の無い子は、学校の授業を受ける前にその内容を予習しておくなんて、考えもしたことがないのです。英語について言えば、初めて見る英文をどう扱ったらいいのかすらわかりません。本文をノートに写して、知らない単語の辞書を引いて、・・・と手順を説明したとしても、英語が今よりできるようになろうと思ったら絶対に必要なこれら一つ一つの作業が、すべて面倒なものにしか見えません。だって、それらの作業の目的を考えたことがありませんから。だから、いちいちその目的を説明してやらせていくことが大切です。そうしないと、ただ形式的にノートに書いてあれば良いとか、文を写せば良いとか、そういう先生に言われたことを消化するだけが目的になって、何もかもが雑になってしまいます。英語の場合、たとえば教科書の長文を筆写させると、その意識のレベルがよくわかります。ただ、言われたからするだけの子たちは、まず、長文を筆写することをものすごく嫌がります。面倒ですからね。手がだるくなるし。それでも無理強いすると、ちゃらちゃらと適当に書きます。字も汚いし、単語や行が抜けてもまったく気づきませんし、そもそも、筆写の目的がそのあとの和訳にあるということも全く考えていません。授業は時間で決めているのですから、ちゃらちゃらと早く書いて終わったからと言って、その分早く帰れるわけでも、作業が減るわけでもなんでもないのですが、そういうことは全然考えていません。ただ本能的に、面倒な事を言いつけられたので、とにかく早く終わらせよう!と思っているだけなのです。知らない単語の意味を調べてみよう!とか、この文はどういう意味なんだろう?とか、そういう疑問もわかずに、ただ写すだけ。その後、じゃあ、和訳を書いていこうか?って言うと、「げげっ!せっかく書き終わったのに、これまた訳を全部書くの?」って感じです。毎回同じことをしているんですけどね~。筆写して、知らない単語を調べて、和訳して、という流れが英語の勉強の基本だし、そのやり方や手順を教えてもらうのが学校や塾の授業ですよ。そして、そういう手順を身に付けて、勉強のやり方を自分で考えて自分でやれるようになった子から勉強ができるようになっていくのです。頭の良い悪いではなくて、目的を持って、そのための勉強の手順を自分で理解して実行することができるかどうか。そこでしょ?その根本的なところを理解させてやらないと、ひとつやふたつの単語や公式を教えたって何の意味もないのです。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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