英語の勉強もまず自学から

中学3年生にもなると、英語はかなり長文になってきます。県立の入試にしても、その準備の自己診や模試にしても、ほとんど長文読解ですから仕方がないのですが、その読解法というものを実は誰からも教わっていません。できる子はそれでも自分でなんとかしますけどね。問題はできない子たち。そもそも今の学校の授業では、自分でなんとかするということを教えられません。全文をコピーしたものを渡して、その穴埋めをさせる。あるいは、全文訳をコピーしたものを渡して、その穴埋めをさせる。要するに書くことはとても少なくて、それも授業で説明された通り書き込んだら終了です。理科や社会の勉強ならそれもアリかもしれませんが、英語はそうはいきません。長文だけのことじゃないですが、そもそも教科書の本文くらい、訳す作業をまずは自分でやらないと、力が付くはずがありません。意味のわからない単語は辞書を引き、それでも文の意味がわからなければそれを想像(創造)し、ノートに書いていく。そのためには英文だってノートに書いた方がわかりやすいでしょう。その上で、正解の全文訳を読んで、自分の想像とのギャップを埋めていくところが勉強なわけです。そして、そのギャップに苦しむからこそ、主語が何で、動詞が何で、目的語はどれで、時制はいつで、前置詞はどういう意味で、接続詞はどうつながって・・・という構文の説明が理解できるようになるのですよ。ところが、普段の英語の授業では、こういう自学の部分が無くても、それほど困ることなく授業は進行していきます。自分でわざわざ単語を調べなくても、わざわざ英文を訳してみなくても、教えてくれた正解を書き込むだけですから、予習なんていう面倒なことをする必要がありません。そうなると、辞書も引かないし、自分で英文を書くことも少ないし、それを自分で訳すこともほとんどないので、2年も英語を勉強しているのにそういう体力はほとんどついていません。いざ勉強しようと思っても、そういう基礎的な体力が無いので出来ないんですよ。知識が足りなくて英文を訳すことができないにしても、筆写したり単語の意味を辞書で引くことぐらいできるじゃないですか。ところが、面倒だからという気持ちの方が強いので、まったくそれをやろうとしないし、そんな面倒なことをしないでもっと楽に英語ができるようになる方法があるんじゃないの?と思っているのです。サッカーを上手くなりたいと思っているのに、とりあえず走っただけですぐに息が上がって動けなくなるようなもんです。そんな状態なのに、ランニングや筋トレをしないでも、もっと楽にサッカーが上手くなる方法が別にあると思っているんですよ。おかしいでしょ?おかしいと思うんなら、もっと基礎的なところから積んでいかないといけないと理解して欲しいところです。そもそも、勉強するのは面倒なものです。だから、敢えてそれをすることに価値があるわけで・・・勉強で長文が出てきたら、まず何をやらなければいけないのか。もう少し自分の頭で考えて、自分で進めていくようになって欲しいと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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