数学は時間配分と見直し
数学のテストは、限られた時間の中でどれだけ得点を稼ぐことができるかというゲームです。難しい問題がいくつ解けたか?ということではなくて、あくまで配点の合計得点で競います。たとえば、自己診断テスト。最初の計算問題も1個4点ですし、最後の方の記述の証明問題だって完答で4点だったりします。そもそも、問題の難易度にまったく連動していないこの配点もどうかと思いますが、そういうルールになっている以上、そのルールを理解した上で戦う必要があります。大問1番の小問集合がだいたいいつも10問で、ここだけで40点の配点です。どれも基本的な問題ばかりだし、出題される問題傾向もほとんど同じですから、ここをまずしっかりと押さえることが大切なのですが、なかなかその重要度が理解できていません。そもそも、テスト慣れしていないんですね。もし目標得点が60点程度とするならば、40点分は解けない問題があるわけです。後ろの方の解けない問題を延々と考えている時間があるならば、60点を確実にするための見直しに時間を割くべきでしょう。ところが、60点が目標の生徒に限って、わからない問題を延々と考え続け、見直しをする時間をまったく取っていないということがよくあります。計算ミスはいつでも起きる可能性があります。見直しによってそれを見つけることができれば、それだけで4点を拾ったことになります。一方で、難しい問題に10分も15分もかけて、運良く正解にたどりついたとしても、やはり4点。難しい問題が解けた爽快感はあっても、点数にはつながらないわけです。なので、数学のテストを解く上での鉄則は、見直しの時間を予め設定しておいて、その時間が来たらまだできていない問題があっても見直しに入ること。そのためには、できるだけその時間までに一通りの問題を解き終えることを目指すことが大切です。これを徹底することで、点数をある程度安定化することができると思います。これは、”そもそも時間が足りなくてそんなことしている余裕が無い”という人ほど、余計に意識しないといけないことです。高校生にセンター試験対策をしていると、これができない生徒が多いのです。見直しなんて、時間が余った時にするもの・・・ぐらいの意識しかありません。時間が余るはずがないのですから、当然見直しもするはずがありません。計算ミスが少ない生徒というのは、自分が計算ミスをする危険をしっかり認識しています。だからこそ、極端な話、1行進むごとに検算をしているぐらいの頻度でチェックをしています。なので、結果として計算ミスが少なくなるのです。ミスの多い生徒は、実は自分が間違う危険をまったく意識できていません。だから見直しにも意識が向きにくいのです。何度も痛い目に遭えばわかると思うのですが・・・その痛い目が入試本番だとすると目も当てられません。やはり、小学生のうちから指摘し続けるしかないと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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