気にならないのが気になります。
一昨日の文化の日。明誠や学芸で受験生対象の無料模試が行われました。うちの生徒たちも皆受験しているのですが、どうだった?と聞いても反応が芳しくありません。いや、そもそも自己採点すらしていない生徒がいることにびっくりします。自分が何時間もかけて考えた問題の答が合っているのか間違っているのか。わからなかった問題はどうやって解くのか。知らなかった用語の正解は何だったのか。そもそも、全体で何点ぐらい取れたのか。全然、気にならないんですね。だって、もう終わったことだから、自己採点したって何の意味も無いじゃん!って感じです。何のために休みをつぶしてまでテストを受けに行っているのか、全然考えてません。成績上位層の生徒なら、絶対にすぐに解答を確認すると思います。自分の解答が合っているのか、気になるのが普通の感覚と思います。解き直しまでちゃんとやるかどうかは怪しいですが、少なくとも自分の答が正解かどうかとか、わからなかった問題の答が何なのかぐらいはその場で確認するはずです。あ、そうだったんだ~なんだ、そんなことか。こんなん、わからんよ~って、いろんな反応があると思いますが、ともかく自分が間違えた問題の印象は頭に刷り込まれることになります。ところが、成績下位の生徒になると、テストが終わったらもう終わり。全体的にできたかできなかったかぐらいは考えますが、個々の問題の答がどうだったとか、そういう細かいことは全然考えません。だって、もう終わったことだからです。そりゃあ、自己採点したって、もう終わったテストの点数が変わるわけじゃありませんけれど・・・、テストはこれで終わりではないのです。次のテストに向けた準備として、間違えた問題を気にするという意識が大切なのですよ。それが無いから、ついこの前やったはずの問題ですら、毎回初見のような解き方になってしまうのです。返却されたばかりのテストの点数を聞いても覚えていないし、興味が無いんですね。このちょっとした意識の有無がもたらす結果は、とてつもなく大きな差になって自分に返ってくることになります。同じパターンの失敗を、それこそ何度も何度も何度も繰り返しても、本人はそのことに気が付いていないという状態です。”今できないことが次にはできるようになること”が成長することだとするならば、その機会を日々無駄にしているのと同じです。せっかく繰り返し練習をしているのに、1回1回が全然経験値につながっていないのです。数式や用語を教えるだけでなく、そうした意識の部分もしっかり啓蒙していかなければ・・・と思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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