聞けばいいってもんじゃない!
どうも、”勉強”というものがどんなものだか理解できていない人が多いので、整理しておきたいと思います。やり方や解き方を聞くことが”勉強”だなんて思わないで欲しいのです。先生!これわかりません!よしよし、これはだね・・・と、先生のわかりやすい説明を聞いて、仮にわかったとしても、それは勉強ではありません。塾長は自慢じゃありませんが、運動はそんなに得意じゃありません。この前、子供とボールで遊んでいる時にちょっとリフティングをしてみましたけど、せいぜい2~3回しか続きません。こんな塾長がリフティングをできるようになるために、サッカー上手なあなたはどのように指導しますか?どんなにわかりやすく説明して、そのやり方を理解させたとしても、それだけでリフティングができるようになるんだったら苦労はしません。今の時代、ネットで探せば、もっと有名なサッカーのプロ選手がわかりやすく指導してくれる映像だって見つかるかもしれません。じゃあ、それを見せたらリフティングできるようになりますか?そんなことないでしょ?その前に、まずは自分でボールを蹴って、練習しなさい!と指導するでしょ?そもそも、そんなわかりやすい指導をする前に、あるいは、有名選手の映像を見せる前に、自分でリフティングに何度も何度も挑戦させることが大前提じゃないですか。体を動かして、やってみないことには何もおきませんよ。そういう実践の繰り返しの中で、どうも上手くいかない部分が少しずつ見えてくるから、ちょっとしたアドバイスをもらったり、修正してもらったり、ということが意味を持つのです。そういう一連の流れでリフティングを上手くなっていくこと全体が”勉強”なのです。わからないことがあったら、すぐに先生に聞きなさいね!というのは”勉強”の本質部分ではありません。あくまで主体は自分自身。やってみないことには話になりません。それは、ただ問題を考えることだけではなくて、答や解説を見たり、教科書を見たりという、自分でできることをまず全部やってみるということです。答を見て、解説をちゃんと読んで、なぜそんな解説になっているのかをちゃんと考えていますか?問題文の見落としはありませんか?勘違いや計算間違いはありませんか?それでも理解できなかったり、納得できないのであれば、いつでも先生に聞けば良いのです。でも、「先生、これわかりません!」のほとんどの場合、ボールを1回か2回蹴ってみただけの状態のことが多いのです。そりゃ、できなくて当然でしょう、という状態です。そして、一番問題なのが、先生に聞いた後で、やり方を理解したつもりでそのまま放置しているということ。理解しただけで自力でできるようになるはずがないでしょ?わからない問題を先生に聞くことが”勉強”だと思っているからそうなるのです。その目的は達成してますからね。あるいは、問題集の穴を埋めること、プリントを仕上げて丸付けをすることが”勉強”だと思っている。あるいは、長時間テレビも見ず、スマホもいじらずに机に座っていることが”勉強”だと思っているのかもしれません。そんな、見た目の形式的なことにとらわれている限りは”勉強”ができるはずがないのです。”勉強”とは、今自力でできないことを次の機会には自力でできるようにすること。生徒たち皆が、その目的を理解し、その目的のみに従って行動することができるようになって欲しい・・・・、そう思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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