就職内定率
今朝、岡山県内の高校生の就職内定率が出ていました。10月末時点で81.1%と、同時期では記録が残る2002年度以降で過去最高です。一方で大学生の就職内定率は全国平均で66.5%。中国四国地方に限定すると、なんと47.8%なのだそうです。解禁日や採用日程の違いで一概に比較できるわけではないのですが、大学へ行ったから会社へ入りやすいと思ったら大間違いということ。さっさと就職して社会での経験値を上げていくというのもひとつの選択肢だろうと思います。大卒と高卒でその後の処遇が大きく違う会社もまだまだたくさんあるでしょうけれど、学歴や年齢に関係なく、仕事の経験や能力で評価の決まる会社だっていっぱいあります。そもそも、名前を書けば入れるような大学へ行って、しかも4年間ただ遊んでいただけの学生に、大卒水準の給与がいつまでも保証されているのもおかしな話です。塾長が大学生だった頃の大学生数は約240万人で、これは世代人口の約25%。人口の減っているはずの今の大学生数が約280万人で、これは世代人口の約50%です。低成長な日本にあって、社会が必要としている大卒人材の数が以前と比べて大幅に増えているはずもなく、だからこそ、狭き門を目指して受験戦争が活発化していっても良さそうなものなのに、実際はその逆でしょ?他人と比較させないし、全体の中での位置すらつかませないし、それでいて、突然就職の時に現実に気づかされることになるわけで、そういう社会の現実を敏感に感じ取って準備している子と、そんなことさっぱり考えていない子で格差が広がってしまうのは、ある意味当然の結果のように思います。高校入試だって、志望校への合格可能性をシビアに教えてくれるのは、3年生の11月の懇談が最初で最後です。このタイミングで、”自己診断テストであと100点は必要だね”って言われても、正直、もうどうしようも無いです。将来どんな職業に就きたいかというようなキャリア教育をするのであれば、その道筋と併せて、そのために必要な学力や能力と、それを身に付けるための普段の行動まで指導すべきです。そこが欠けているから、結局、場面場面で、”行きたいところ”ではなくて”行けるところ”を選択することになってしまうのだろうと思います。もっと低学年の頃から、そうした現実を踏まえたキャリア教育をしていくべきと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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