本来の目的とは。
今朝のニュースでしたが、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の成績を高校入試の内申点評価に反映させることを文部科学省が来年度の学テの実施要領で禁止することにしたそうです。学力課題を把握し授業などの改善に役立てることが学テの本来の目的だからだそうです。ま、正論ですけれど。なんかこう、受ける側の生徒の気持ちにはまったく寄り添っていないシステムだなと改めて思います。個人の順位はわからず、個人の成績にも反映されず、結果が出るのは半年後。そんなテストを受けるのに、モチベーション上がります?まるで、エキシビジョンマッチのようなもんじゃないですか。そんな、まったくモチベーションの上がらないテストで現状を推し量ろうというのが無理な話だと思うのです。入試に反映させるかどうかは別として、個人順位をはっきり示すとか、1学期か2学期の成績評定に加味するとか、何らかの個人的なインセンティブが無いと、本当の姿が見えてくるはずがありません。生徒にはテストの点を上げようというモチベーションがまったく無いのに、学校別や自治体別の成績は評価されて、それの向上に向けて大人たちの方は右往左往しています。生徒個人にとっては、学校の平均点とか自治体の順位とか、何にも関係無いじゃないですか。いくら先生や市長や知事が旗を振ったって、ついていくはずがありません。目的がブレブレで中途半端なんですね。調査だけが目的なら、黙って実施して結果を公表する必要は無いと思いますし、もし結果公表による成績の向上が目的なら、もっと生徒個人のモチベーションが上がるインセンティブが必要と思います。もう何年も経ちますが、何の改善も見えてきません。県や市、各学校の改善に向けたコメントも毎年ほぼ同じですしね。だから、たぶん来年もほぼ同じ結果になると思います。もったいないので、そろそろ止めた方が良いと思いませんか。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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