ここがヘンだよ、中学校
先週実施された、中学生最後の自己診断テストが返却されています。志望校を最後まで迷っている生徒は、この点数を見て最終決断をする場合も多いと思います。とは言え・・・決断をしようにも、参考資料は自分の合計点と、校内平均点、そして50点刻みの大雑把な度数分布表のみです。なんとなくの目安にはなっても、決定打にはならないところが問題です。自己診断テストは、市内の中学校のほとんどで同じタイミングに実施されています。比較したわけではありませんが、問題も共通の物を使っている学校が多いはず。だから、それらを集計した統一資料を出してあげれば良いのにと思います。業者模試のように、高校別に志望者の分布まで出してあげれば、自分がどの位置にいて、どのくらい頑張らなければいけないかもはっきりします。そこまでは無理でも、全体の平均や度数分布を出すくらいできないんでしょうか?それがダメでも、せめて進路指導をする3年生の担任の先生には、そうした内部資料を渡しておくべきなんじゃないですか?ところが、今の世の中、そういう資料を学校が出すのはタブーのようです。なんでですかね?過度の競争を煽るから???ですか?でも、受験という競争をしているのは間違いないでしょう。それなのに、今の生徒たちは、目隠しをされて、ゴールの場所もよくわからず、自分のペースもタイムもわからないまま、ただ”頑張って走れ!”と言われているようなものです。大学受験では、ほんとに細かいデータが明らかにされていて、自分が何をどこまで頑張らないといけないのかがはっきりしています。それが、過度の競争を煽ってますか?塾長はそうは思いませんし、そもそも、どうせ大学受験ではそういう環境になるのですから、それが高校受験でダメな理由がよくわかりません。もしかすると、本当は生徒のためと言いながら、実は全体平均と学校平均が比較された時、学校間の格差が明らかになって、それが教員の評価に直結されてしまうのが嫌なだけじゃないの?と思ってしまいます。ともかく、せっかくの自己診断テストですから、もっと有効な活用法があると思います。実施校全体の成績公表をぜひお願いしたいと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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