今はアウトプットが重要
うちの塾は基本的に授業をしません。授業というか、”講義”をしません!と言った方がわかりやすいかもしれませんが・・・。要するに、黒板を背にだらだらと説明するような授業はしないということです。勉強には、インプットとアウトプットがあります。単純化すると、インプットは講義を受けること。アウトプットは、問題演習をすること。このインプットとアウトプットのバランスをどう取るかが難しいところなんですが、中学生の一部成績上位層を除けば、インプットよりもアウトプットを重視する方が絶対に成績が上がります。インプットでその内容を理解していくには、そもそも知識の土台が必要です。その土台も無しにただ講義を聞いていても、それを自分の中に定着していくことはできません。じゃあ、その知識の土台を作るにはどうすれば良いかというと、それはアウトプットをやりまくるということになります。アウトプットをやりまくることで知識の土台ができ、そしてより高度なインプットにも対応できるようになるというのが勉強の好循環と思っています。逆に、アウトプットが不十分で知識の土台ができていないのに、インプットをしてもただ辛いだけということになります。ところが塾ではなかなかこのアウトプット授業に専念できません。なぜかと言えば、保護者の塾に期待するイメージが”インプット授業”にある場合が多いからです。先生がつきっきりで説明してくれる・・・その子のためにだけじっくり講義をしてくれる・・・というのが良い塾のイメージなんですね。問題演習ばかりをやらせていると、「”自習?”はもういいので、ちゃんと教えてください。」なんてクレームになることがあるようです。でも、大学予備校のような集団授業は別として、特に1対1や1対2の個別指導塾で、授業時間中ずっと先生が講義や説明をし続けて、それを生徒が聞き続けているいるなんてことがあるでしょうか。実際は、生徒が問題を黙々と解いているアウトプット時間の方が断然多いはずです。本来は、塾ではインプット学習を主体にして、その関連のアウトプット学習は家庭学習でやらせるべきもの(大学受験予備校はもちろんこのスタイル)と思いますが、それを中学生のほとんどができるなら、塾なんて必要ありません。基礎の反復ですら家庭学習でなかなかできないし、やらせられないからこそ塾を必要としているのです。というわけで、うちの教室ではインプットよりもアウトプットを重視して授業をしています。一から十まで教わるのではなくて、とにかく繰り返し問題を解く。そうやって、自主的な勉強のやり方を身に付けていきます。本来、勉強はやらされるものではなくて、自分でやらなければいけないもの。中学生の間に、受動的な勉強から能動的な勉強に切り替えていかなければいけません。将来、高校での授業や、大学受験に対応しようと思えば、インプット主体の授業を受け、自分でアウトプットを重ねて勉強ができるようにならなければお話になりませんから。そのためのフォローとアドバイスに最大限注力していきたいと思います。本年度より漢検を当教室で受験していただけるようになりました。塾生以外の一般の方の申し込みも歓迎いたします。次回は6月19日(日)です。
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