出てきた単語は全部覚えるのが当たり前!!

新年度変わり目のこの時期の中学生は復習がメインになります。いつも思うことですが、中学校の英語って、結局”単語量”なんですよね。文法ももちろん大事ですよ。大事ですけれど、それはある程度必要な単語量があった上での話です。英語は”語順”と言われますが、順番に並べるにしても、単語の意味がわからなければ並べようがありません。新2年生だと、英語で90点以上を取っているような生徒でも、単語テストをするとボロボロということがあります。おそらく和訳はできるけど英訳するときの綴りを覚えていないんでしょう。さらに平均を取れない生徒になってくると、和訳だって全然できません。ぱっと綴りを見て、それをどう読んだら良いのかがわからない。だから、カタカタそのままの意味の単語なのに、わからないままです。そういう子は、日本語の中にあるカタカナの外来語の多くが英語だということもよくわかっていないらしく、日常的に使うカタカナ言葉の意味を知らなかったりします。この前、野球部の子に野球用語の解説をしたら、感動してましたもんね。ともかく、覚えている単語量が圧倒的に少なければ、綴りを覚えようにも、まず発音を文字にする基礎知識が足りないので四苦八苦です。1年生で習う単語が約300~400語。これを頑張って覚えてくれれば、そこから増やしていくのはかなり楽になるはずですが、この壁を越えられないと、ずーっと苦しいままです。発音から綴りを作るのではなく、アルファベットの順番をそのまま暗記するのですから苦しいに決まっています。まるで、ドラクエの”復活の呪文”を覚えるようなものですよ。(ちょっと例えが古すぎてすみません。)まだ学校の定期テストは易しいので、勘が良い子なら、語彙が少なくてもなんとかなります。ただ、今はなんとか点数を維持していても、これから自己診断テストのような長文読解問題が増えてくると、語彙の不足は致命傷になりかねません。だからこそ、授業が止まっているこの時期には、今までに習った単語の総ざらえをして、ひとつでも多くの単語を暗記できている状態にしておかなければいけないのです。というわけで、英語の授業はずっと”単語”。単語、単語、単語、単語、単語、ちょっと文法、ぐらいの感じです。そもそも、学校の授業で出てきた単語はその時に全部覚えるのが当たり前!という意識がまったく無いのも大きな問題。単語の暗記なんて、本来は自分で進めていかなければいけないものだという意識づけも含めて、指導をしていかなければと思います。本年度より漢検を当教室で受験していただけるようになりました。塾生以外の一般の方の申し込みも歓迎いたします。次回は6月19日(日)です。
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