人工知能に負けるな!
この前読売新聞に出てた記事なんですけれど・・・。とりあえず、この問いを考えてみてもらえますか?【問い】 アミラーゼという酵素はグルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。セルロースは( )と形が違う。A:デンプン B:アミラーゼC:グルコースD:酵素かっこの中に入る言葉を選択肢から選ぶ問題なんですけれど、わかりますか?生物の教科書から抜粋したと思われるこの問題、生物の知識なんて無くても、正解はAのデンプンだってわかるじゃないですか。ところが・・・この問題の正解率は公立中学の生徒でわずか9%、進学校の公立高校の生徒でも33%だったんだそうです。これは、”人工知能に負けるな”というタイトルの記事で、あの”東ロボくん”で有名は国立情報学研究所の新井先生がインタビューに答えられている中ででてきた話ですけれど・・・記事の要旨とは別に、この読解力の無さ、日本語能力の欠如に衝撃を受けました。もうひとつ。【問い】 仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアにおもに広がっている。オセアニアに広がっているのは( )である。A:ヒンドゥー教B:キリスト教C:イスラム教D:仏教正解はもちろん、Bのキリスト教です。さすがに公立高校の生徒の正解率は81%(100%じゃないのも驚き)でしたが、公立中学の生徒の正解率は53%しかなかったそうです。どの言葉がどの言葉にかかるか、主語は何でその述語は何なのかという日本語の基本的なことが全然理解できていないということがよくわかります。これでは、生物や地理の勉強をする以前に、教科書に書いてあることの意味が理解できないということになります。まあ、実際に生徒たちを教えていれば普段から肌で感じることですけれど、データで表されると、やっぱりなという思いです。こんなんで、小学校から英語教育とかプログラミング教育とかをしている場合なんでしょうかね~???大いなる疑問が残ります。そりゃ、人工知能に負けるよね。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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