想像力が足りない・・・

高3のクラスでは、センターに向けた問題演習を続けています。ただし、その進め方には大きく個人差が出てきているのが実情です。受験生としての自覚が出てきている生徒と、そうでない生徒の差ははっきりしています。そうでない生徒というのは、単純に将来への想像力が足りていないのだろうと思います。将来、何をしたいかわからない。だから、どの進路へ向かったら良いかわからない。そういう目標が無いので、結局目の前の勉強にまったく身が入らない。高校3年生にもなって、こんな感じで日々ダラダラとしていてはダメなのですが、実際にその状態の生徒もまだかなり多いように思います。どうしても将来やりたいことが見つからないのであれば、逆に将来やりたくないことを考えさせるのも手です。やりたくないことや、自分が耐えられないこと、こうはなりたくないなと思うことをどんどんあげさせます。それも遠い未来じゃなくて、5年後ぐらいのこと。5年なんてあっと言う間です。その時は23歳。さすがにニートはまずいな・・・とか。フリーターで生きていくのはちょっと嫌だなとか。稼ぎが少なくて、食べていくのがやっとで、趣味をするお金も時間も無いのは嫌だとか。自分が最低限どんなレベルの生活をしていたいのか。そのためには、どのくらい稼いでいないとだめなのか。そのためにはどんな仕事をしていないといけないのか。受験生としての自覚が出てこないのは、自分のリアルな未来の姿をまったく想像することができていないからでしょう。部屋を借りるのにいくらかかると思います?食費は?携帯は?服だって買いたいでしょ?たまには友達と遊びに行きたいでしょうし。車やバイクに乗りたくなるかもしれませんし。そういうお金は、全部自分が稼ぐことになるんですけどね。じゃあ、どうやって、どんな仕事をして稼ぎますか?やりたいことがあるとかないとか、5年後にはそんなこと言ってられなくなるんです。今は、勉強をやりたくないからって、授業中に寝て過ごしたとしても特に困らないですけれど。社会に出たら、そうはいかないことぐらいはわかるでしょ?まず自分で稼がないと生活ができません。その時、その仕事がやりたいことかやりたくないことかなんて言っている余裕は無いのです。そこに早く気が付いて欲しいと思います。気付くのが遅ければ遅いほど、結局自分がやりたくないことをしなければいけなくなる確率は上がります。今、やりたくもない勉強を頑張るのは、将来、やりたくないことを少しでもやらなくて良いようにするためです。それが理解できれば、1分でも1秒でも無駄にできなくなると思うんですけれど・・・同じような話は何度も何度もしているんですけどね。なかなか難しいところです。もうちょっとだけで良いので、先々のことを考えられるようになってくれればと思います。ランキング参加しております。読み終わりましたら、ぽちっ!とお願いいたします。まったく身勝手なお願いではございますが、ぜひぜひ皆さんのご協力をお願いいたします。↓ぽちっとクリック!
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