【竜操教室 塾長日記】そりゃそうですよ。

テニススクールでコーチの教え方を見ていると、塾での生徒指導に置き換えてみて、本当に勉強になります。


よく「褒めて育てよ」とか、「ネガティブな発言はしてはいけない」とか、「なんでこれができないの~?」なんて完全NGワード化されていますが、そういうのは時と場合によると思います。


ずーっと褒めてばっかり、つまり、生徒としてずーっと褒められてばかりだと、何にもわからないし、不安だし、この人、本当にそう思っているの?という疑問が少なからず湧いてきます。


もちろん、いつもいつも「なんでできないのかな」って言われ続けたらそれはそれで萎えちゃうと思いますが、それでも、いつもそうやってできないところばかり指摘するコーチが、ごくたまに、


「お、できたじゃない、今のいいですね。」


って笑顔で褒めてくれたら、めちゃくちゃ自信になるんですよ。


モチベーションが上がる瞬間って、自分的にはそういうところだと思うんですよね。


単に自分がツンデレ好きってだけなのかもしれませんが、ただただ褒めるの一本調子ではなくて、厳しく指摘するところと認めて褒めるところをはっきりメリハリつけて指導するのが良いと思っています。


今さらですけどね。


どちらかというと、厳しく追いつめる一本調子になってしまいがちな自分への自戒です。

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