【竜操教室 塾長日記】思い通りにならないから成長できる

昨日、中3の次女が学校からのご連絡を持って帰りました。


市内の公立中学の修学旅行はすべて中止になったそうです。


・・・・。


単純に、かわいそうだなと思います。


ただ、コロナでもっと大変な目に遭っている人やご家庭もたくさんあるだろうし、それにここ数日の豪雨で日常生活すらままならない人たちも大勢いることを考えると、このぐらいのことで・・・とも思います。


大学生の長女は今年がちょうど就職活動の年。


なんとか無事内定をいただくことはできましたが、子供の頃からずっと憧れ続けた夢には、ほんのわずか手前で届かず、ここでその夢はいったんあきらめることになりました。


採用環境さえこれほど激変しなければ・・・


そう思ってみても仕方が無いことです。


人生山あり谷ありですから、思い通りにならないことも受け入れて、今できることをするだけです。


大学入試では、コロナの休校期間の影響に対応ということで、共通テストの日程に配慮がされました。


でも、よく考えると、休校だったからと言って勉強ができなかったわけじゃないです。


それに比べて、ここ数日の豪雨で家を流され、学校にも行けず、日常生活すらままならない、そういう生徒には特に何の配慮もされないわけで・・・


全員の公平性を担保するということがどれだけ難しいかってことですけど。


自分より環境の良い人を見て不公平だと思うことは簡単ですが、同時に自分より環境の悪い人を見て、いかに今の自分の環境が恵まれているのかを認識することが大切なのだろうと思います。


世の中では、物事がいつも自分の思う方向につながるわけではないし、自分の思うようにならないことの方が多いわけで・・・


そういう想像力を自分も常に持たないといけないし、子供たちにも持たせてあげないといけないと思います。

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