【竜操教室 塾長日記】印象ってそういうものですから
もともと人の顔を名前を覚えるのは苦手なのですが、この時期、新しく受け持ちになったクラスの生徒たちの顔と名前を一致させるのに必死です。
授業中にできるだけ座席表と顔を印象付けるようにしたり、質問があった生徒の名前は必ず確認するようにしたり。
あとは、授業中の座席の位置関係で、確かこの辺りに居たのが〇〇さんで、その奥が▲▲君で・・・
そうやって、せっかくうろ覚えになってきた頃に席替えが行われて、また一から出直しってこともよくあります。
で、結局は何か特別な印象が残った生徒から覚えていくようになります。
授業中、いつも寝ていたり
提出物が毎回出てこなかったり
そういう悪印象の場合も、結構簡単に記憶に刷り込まれていきます。
生徒たちのパーソナリティーを深くは知らないからこそ、そういう悪い印象だけが残ってしまうのはしょうがないわけで、逆の立場から見れば、周りからそういう印象で見られているということに危機感は無いのかと心配になります。
そういう生徒は、ちょっとしたことで自分で自分の印象を悪くしてるということに早く気が付いて欲しいのです。
どこか飲食店や販売店に行くとして、初めて行ったときの印象が悪かったら、もう2度とその店には行かなくなるでしょう?
もしもいったんお気に入りの店になっていたら、多少の悪印象があっても挽回はできるでしょうけど、あまり知らないお店で嫌なことがあったら評価はめちゃくちゃ下がるはずです。
わざわざ自分で自分の評価を下げることは無いでしょう?
新学期の最初の方の授業で、居眠りをしていたり提出物を出さなかったりというのは、そういうことですよ。
そういう意味では、もう何人も名前を覚えちゃいました。
とてももったいないことだと思います。
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