【竜操教室 塾長日記】問題は外ではなくて内にあるもの。

オンライン授業や映像授業だと、ただ画面を眺めているだけで、本当に理解できているのか心配だ!


わからないところをすぐに質問できないのが困る!


そういう声、新聞やネットでよく取り上げられています。


そりゃあそうでしょう。


でもね。


画面をただ眺めているだけの生徒というのは、教室を使ったクラス授業でも、ただその場に居るだけなのかもしれません。


そっちの方は心配にならないのかな・・・とも思います。


映像をただ眺めているだけに見えるのであれば、おそらく授業中もただその場に居るだけです。


すぐに質問できる環境に居るからと言って、実際に質問するかどうかは別問題ですし。


違いは、保護者の目の前なのか、見えないところなのか。


学校に行かせていれば、その様子を普段見ることは無いですから、気にならないだけなのでは?とも思います。


教室での対面授業なのか、それとも画面を見る勉強なのか、そこの違いはあまりどうでも良いことなんですよ。


対面でも、30人以上も居る集団授業ではなくて、2~3人とか、多くでも一桁ぐらいの対面授業なら、双方向になりやすいので話はちょっと違うかもしれませんが・・・


普通の大人数のクラス授業なら、結局、やる子はやるし、やらない子はやらないという事実は、なかなか変えるのが難しいのです。


自分で勉強ができる子たちは、今のこの状況を逆にチャンスととらえて、自分のペースで学習を進めることができていますよ。


環境やツールに原因を求めている限り、何も進まない気がします。

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