【竜操教室 塾長日記】「蜘蛛の糸」芥川龍之介

コロナの問題で、いろいろな救済策が出てきています。


できることは何でも、対応できることはできるだけ対応する。


そういう行政の姿勢が表れていると思います。


でも・・・、


すべての人に公平な救済策なんてできるはずはなく・・・


何をやっても不公平だ!との意見ばかり。


一人でも困っている人が救済され、できるだけ多くの人が救済され、できれば自分も救済してもらえれば助かる・・・・


人間、そういう謙虚な気持ちにはなかなかなれないのでしょうね。


自分だけ助かれば良いという犍陀多(カンダタ)と、一人だけ助かるのは不公平だとその糸に我も我もと群がる人たち。


このままでは、ぷつっと糸が切れちゃいませんかね。

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