【竜操教室 塾長日記】まだまだ修行が足りない。

オンラインの使い方にまだまだ慣れないのですが、少しずつ効率的な活用法を見付けようとしています。


正直、講義を映像の中でするという面では、数をこなしていかないと並み居るYoutuberの人たちには到底かないません。


この状況が1年も2年も、あるいは永久に続いていくのであればいつか追いつけるとは思いますが、今はまず無理です。


ですので、まずは自分でもすぐに活用できるところからひとつひとつ見つけていこうと思っています。


オンライン授業を始めたおかげで、対面授業との違いに日々気づかされます。


普段塾で自習している生徒について、他の生徒に指導をしている横目で何気なく見ているだけと思っていたのですが、実は全然そんなことないです。


顔を見るだけ、表情を見るだけではなく、姿勢の変化、息遣いの変化、集中している様子や息抜きをしている様子、そして鉛筆の走り具合、ノートの使い方、見ているのは教科書なのか参考書なのか解答解説なのか、それとも自分のノートを見つめているだけなのか、周りの環境は落ち着いているのか落ち着かないのか・・・・


あげていくとキリがないのですが、単に自習している様子をみているだけと言いつつも、それだけの情報は常にインプットし続けているのですね。


だから、突然質問が来ても・・・、いや、実は質問の来るタイミングも内容も事前になんとなくつかんでいるので、ごく当たり前に、何事もなかったかのようにすぐに対応できるわけで・・・


これは学校のクラス授業でも同じで、講義をしながら教室全体の生徒の動きに目を配り(すべてではないですが)、教室全体のムードを感じながら、授業の進行や内容を調節しているということなのです。


オンラインを通してだと、この情報がほんのわずか一部しか伝わらないのが辛いところ。


オンラインでの授業を、対面の授業と同じ感覚でとらえようとすると、どうしてもそうした部分が常にモヤモヤとして残ってしまうのだと思います。


改めて、顔と顔を突き合わせて同じ空間で人と接するってすごいことだなと思いつつ・・・


そこは別物として、今はオンラインならではの活用法を模索し続けなければいけません。


まだまだなんですよね、まだまだ。

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