【竜操教室 塾長日記】こういう時だからこそ、自律が求められている。
平常の時には、インフルエンザで学級閉鎖になったり、警報が出て臨時休校になったり、先生が急なお休みで自習になったり、そういうのって、生徒としては単純に「うれしい!」って気持ちが大きかったと思います。
でも、今のようにずーーーっと休みが続いて、いつ終わるかもわからない状況は、ちっともうれしくないはず。
すでに、あれほどやりたくなかった勉強なのに、このままずっとまともにやらなかったらどうなるのか、不安な気持ちの方が勝ってきているでしょう。
当たり前ですが、やらなければいけないことは、休みになったからといっても、やらないわけにはいかないのです。
今までだってそうだったけど、それに気が付いていなかっただけ。
こういう時だからこそ、自分で自分をコントロールして、学ばなければいけないことを学び、やらなければいけないことをやり、やってはいけないことをやらない、そういう判断が独りでできるかどうかが求められています。
やれ!って言われるからやり、ダメ!って言われるからやらない、そういう他人任せの態度だと、なーんにもやらなくてもなんとかなっちゃう。
そして、招いた結果について、それを自分の責任だと考えられるか、それとも他人や周りの環境のせいにしてしまうのか。
学校での集団授業という形態が大きく変わってしまっている今、一人一人が、自分のために何をしなければいけないのかを考えられるようにならなければと思います。
それができる人とできない人では、今まで以上に大きな差がついてしまいます。
何のために勉強をしなければいけないんだろう・・・という根本的な問いをもう一度自分でしっかり考えて、今のこの学習環境の激変に上手く対応していって欲しいと思います。
不安な気持ちが出てきた今こそ、ピンチをチャンスに変えるチャンスです。
自分で自分を律するということはどういうことなのか。
そのためのサポートでできることはなんでもやっていきたいと思います。
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