【竜操教室 塾長日記】勘違いしてはいけません。
県立入試まであと12日、平穏無事を祈ります。
塾で教えていると、
「あ、そういうことなんですね、よくわかりました!」
って感謝されることがよくあります。
それが仕事なので当たり前ですが・・・
ごくごく簡単な話を、塾で教わるまで理解していないということがよくあるということです。
要するに、学校の授業で習ったときにちゃんと聞いておけ!ってことですが、そう生徒に言うと、
「だって学校の先生は何言ってるかわからないもん!」
ってすぐ言うんですよ。
いやいや。
人によって多少の教え方の上手い下手はあるとは思いますが、ごくごく簡単なこと、ごくごく基本のことは、聞いてればわかるはずです。
そういう生徒たちは、もう最初から、「後で塾の先生に教えてもらえばいいや」って気持ちで授業を受けているんですよ。
だから聞くべきことをちゃんと聞く努力をしていません。
理解すべきところで理解する努力もしていません。
そこの意識を変えてもらうところから始めないと、塾でいくら教えても教えても、追いつくはずがないんです。
保護者の方からも、
「塾で教えてもらうと、すごくよくわかるって言うんです。」
って、感謝の言葉をいただくこともありますが、それだけじゃあダメなんです。
最終的には、学校の授業を聞くだけで、あとは自分で勉強することで、よくわかるようになってもらわないといけないと思います。
これから先ずっと、何を教わるにしても、もう一度誰かにわかりやすく教えてもらわないといけないのでは困ります。
塾はあくまで学校のフォローをする場所。
勘違いしないようにしないといけません。
生徒も保護者もですが、「指導者も」です。
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