【竜操教室 塾長日記】やっぱりグルなんですか?

国立大学の授業料が自由化されるとかなんとか・・・


自由化というと聞こえは良いですが、要するに値上げをする自由を与えるってことです。


せっかく奨学金の拡充をしたというのに、それを良いことにただ学校が吸い上げていくだけ。


グルってことですか?


国立大学の年間授業料って、塾長が大学生になるころは年間30万円だったんです。


それが、ここ最近は据え置いているとしても年間で約54万円。


その30年間に、初任給とか平均給与はほとんど上がってないのに・・・。


学費が上がるから奨学金を上げているのか、奨学金が上がるから学費が上がっちゃうのか。


やっぱりグルなんでしょ?と思わずにはいられません。


来年度からの私立高校授業料無償化だって、せっかく無償化された分が、いつの間にか値上げにつながっていかないですかね~。


学費については、多くの人が当事者として自分の年度のことしか見てません。


いろんなサービスと違って、リピートしないし、比較して他に移れるわけでもないし。


だから、同じ年度で複数校を比較することはあっても、一つの学校を経年比較でみている人は少ないのです。


要するに、ちょこちょこ値段の改定があっても誰も気が付かないですから、気が付いてみると、え?そんなに高かったっけ?ってことになるんですよ。


それも、各学校が同じタイミングで同じように値上げしていたら、ほとんど気が付きません。


県内の私立高校については、各学校とも手元に10年分の要項があるので、各学校のビフォーアフターの比較表でも作ってみようかなぁ・・・・っと。

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