【竜操教室 塾長日記】まず現実を見つめることから。
高校2年生は、センター試験が実施されるこのタイミングでマーク模試を受けるのがお決まりです。
初めての本格的なマーク模試ですから、点数はなかなか出ないのは仕方が無いとして・・・
それにしても、岡大ぐらいを目指すのであれば70%ぐらいの得点率は必要だよね~
・・・と言うと、えっ?って顔をするんですよ。
全然届いてないってことだと思いますが・・・。
もちろん岡大のレベルが急に上がったわけではありません。
もうあと残り1年しか無い中で、あとどれだけ点数を伸ばさないといけないのかって現実に初めて気が付いたって感じ。
逆に、今まで何してたんですか?ってことだけど。
成績が思うように取れていなくても、どこかで、「岡大くらい頑張ればなんとかなるやろ?」って甘く考えてるんです。
じゃあ、今から頑張るからって言うと思いますが、世の中、そんなに甘くありません。
実際の話、高校2年生の終わりの今の相対的な成績順位があと1年で大きく伸びるという可能性はかなり低いのです。
ビリギャルのような大逆転は起きないからこそ感動を呼ぶのであって、頑張っている人がみんな驚くほど伸びるんだったら誰も苦労はしないのですよ。
・・・・と言うと、「じゃあ、やっぱり無理なんですね。」と簡単にあきらめて結局頑張らない。
皆がそれほど伸びないからこそ、自分だけが伸ばすチャンスがあるかもしれない!とは思わないんですね。
良くも悪くも周りの人と同調して、同じ価値観で同じような努力レベルで同じような結果を導くわけで・・・
競争社会を称賛するわけではありませんが、格差が生じる原因は、他人よりも何倍も頑張る人が居るからでしょう?
他人と同じように頑張らないでいて、他人と違う結果になるはずが無いのですが・・・。
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