【竜操教室 塾長日記】読んでなければ解けるわけがない。

数学や理科、時には社会もそうですが、まったく問題文を読まないで問題を解こうとする生徒が結構多いです。

特に図や表があるような問題では、問題文よりもまず図や表に目が行ってしまい、なんとなく感覚で解こうとするのです。

当然わからなかったり間違ったりするのですが、そこで問題文にある条件をひとつひとつ一緒に確認すると、

あ、そこ読んで無かった・・・　　って。

そんなんで解けるわけねーじゃん！とは思わないのですね。

もう、無意識のまま本文を読み飛ばす癖がついているのです。

だから何度注意しても、本文を読まずに問題を解こうとします。

だって、無意識だから。

だからこういう生徒には、毎回問題文の本文を最初から読んでいるのかのチェックをする必要があります。

中学生は、もう何年もそのやり方で生きてきているので、その癖を直すのは大変なのです。

直さないまま高校生になっている生徒もたくさん見ていますが、年齢が上がれば上がるほど、直すのは難しくなりますから。

高校レベルや大学入試レベルで問題文がちゃんと読めないと、もう悲惨ですよ。

わからない問題は、まず問題文をちゃんと読んでいるのかチェックをする。

当たり前にしていきましょう。