【竜操教室 塾長日記】どうしてそうなるのか気にならないの?
発音の問題です。
caps と CDs で、sの発音が同じなら 〇 、違っていれば ✖ を答えよ!
答はとりあえず ✖ なんですけどね。
この問題は2択なので、適当に選んでも50%の確率で正解します。
ここで、解き方を知らずに勘で正解したとしても、どうして s の発音が違うのか、有声音と無声音の違いとは?とか、そういうところをちゃんとチェックしておくのが、出来る生徒の特徴です。
だって、次に聞かれる時にはおそらく単語が変わっているでしょうから、その時に解けるようになるためには、解き方を知っておく必要があるでしょう?
勉強をする上では、そう考えるのが当たり前だと塾長は思ってましたが・・・
大多数の生徒は、たまたま勘で選んで正解しただけなのに、解説も読まず、スとズの発音の違いもチェックせず、すっと次の問題へ行ってしまいます。
間違った場合でも、どうして違うのか、どうやって見分けるのかというところをチェックする気がありません。
だから、同じパターンの問題を解いていても、類題ができるようになるはずが無いのです。
2択問題なんて、毎回勘で選んでいるだけ。
正解を答えているのではなく、くじ引きを当てているだけ。
一事が万事ですが、要するに、次に同じパターンの問題に出会った時に自力で解けるように知識を積んでおくことが勉強だと理解できていないのですね。
日々の勉強をしているときに、その問題が正解できたかどうかはあまりどうでも良い話で、大切なのはテストなどの大事な場面で同じパターンの問題の解答を再現できるかどうかなのです。
それがわかっているかいないか。
その差はめちゃくちゃデカいです。
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