【竜操教室 塾長日記】持たせなけりゃすべて解決というわけではない。
いろいろな事件が起きて、またスマホを子供に持たせるのかどうか、議論になってます。
現場で毎年子供たちを見ているとわかるんですが、ガラケーを持つ年齢が高校生から中学生に移り、そうしている間にスマホが登場して、それも学生デビューから高校生、中学生、そして小学生と普及が低年齢化するスピードの凄さと言ったらびっくりですよ。
それこそほんの数年の世代差で、ガラケーを持ち始める年代、スマホを持ち始める年代が大きく違います。
こんな世の中ですから、今さら子供にスマホをまったく持たせないなんてそれこそ現状を見ていない人たちの暴論と思います。
今や必要不可欠なアイテムですし、今後もどれだけこの便利なツールを使いこなせるかの勝負だというのに・・・
そして、危険であればあるほど、まず大人がきっちり管理して危険を理解させる教育が求められていると思います。
持たせる前提で、どのように扱うかの教育をちゃんとやるというのが正しい姿だと思います。
包丁やカッターの使い方みたいなもんです。
渡すだけ渡しといてほったらかしが一番危ないですけど、かと言って一切触らせず、使い方も教えずに、大人になってもリンゴの皮すら剥けないっていうのでいいんですか?
持たせなきゃいい!って言うのは、管理者が自分の責任を放棄しているだけです。
自分で自分を律する力を養うのには、スマホは格好のアイテムだと塾長は思いますけどね~。
そんなんうちの子には無理やわ~って思って先延ばしにしても、じゃあいつになったら無理じゃなくなるんでしょうね。
年齢が上がって、親からも学校からも、誰からも管理されなくなった時に、いきなり自律できるようになるはずはないのです。
その方がよっぽど危険と個人的には思います。
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