【竜操教室 塾長日記】変化の割合は1か所では求められない!

関数で習う「変化の割合」


求める式は、「xの増加量分のyの増加量」でした。


1か所の座標がわるだけでは、変化の割合をつかむことはできません。


数字の傾向が、増加しているのか、減少しているのか、どの程度増加(減少)しているのかを見るためには、最低2か所を比べないと意味がありません。


例えばテストの結果で、


数学95点(平均より30点UP)


というのと、


数学95点(前回より30点UP)


というのでは意味がまるで違いますし、そもそも前者では傾向がまったくわかりません。


数学60点 → 95点(30点UP)(平均60点 →65点)


と、ここまでわかれば、今回はすごく良かったんだね~と分析することができるのです。


よく塾の窓に貼ってありますけどね、どうせ貼るんなら、ここまでアピールすべきでしょ?


たとえ90点でも反省はしないといけないし、たとえ30点でも褒めてあげるところがある。


大事なのは、流れをつかむことですよ。

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