【竜操教室 塾長日記】「覚悟」が足りないと結果は出にくい

「英語で点数を上げたいですぅ」

じゃあ、単語と熟語覚えようか。

あとは文法ごとの基本構文をコツコツと暗記していくだけ。

「え～・・・・そんなん無理」

で、結局点数は上がらず。

またしばらくすると、

「英語で点数が上げたいんです。」

いや、だから単語と熟語を覚えようよ。

曜日とか月の名前とか、数字とか序数とか、全部完璧に書ける？

「いや、まだちょっと・・・」

って感じの繰り返しなんですよ。

英語の点数を上げるためにやらないといけないのは、まず語彙を増やすこと。

対策ははっきりしてるんです。

でも、その語彙を増やすというコツコツとした努力ができないから、結局点数も伸びない。

原因もはっきりしてるんです。

英語の力を伸ばすのに、頭が良いとか悪いとかは関係ありません。

だって、言葉なんだから、海外に行けば幼稚園児でもちゃんと会話できますからね。

ダイエットみたいなもんですかね。

痩せたいという気持ちもあって、痩せるための方策（余計に食べない、運動する）もはっきりしているのに、欲望に負けてしまう。

ライザップ並みに高額を払えば覚悟も決まるでしょうが、塾にお金を払うのは保護者であって本人じゃないってところが大きく違うんですよ。

点数を上げようという欲求に対して、面倒なことはやりたくないっていう欲求が勝っちゃっている間はどうしようもありません。

結局、点数を上げるにに必要なのは勉強法よりも何よりも「覚悟」ってことですよ。

まだまだ足りないんです。