【竜操教室 塾長日記】最初って本当に大事です。
ラグビーワールドカップの話題で・・・
25日、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで行われたフィジー対ウルグアイで、試合前のウルグアイの国歌斉唱のとき、ウルグアイのエスコートキッズだった川崎の8歳のラグビー少年が、何も見ないでウルグアイ国歌を一緒に歌っていたというのが話題になっていました。
もちろんスペイン語。
「友達は野球やサッカーと比べてラグビーをあまり知らない。だから、僕がラグビーやW杯の面白さを伝えたい」
そう思って、エスコートキッズに応募するだけでなく、国歌まで覚えちゃうなんて・・・
凄いな・・・と思ったら、別の試合の子供たちの中にも、国家を一緒に歌う姿が見られたとのことです。
この子だけでなく、みんな凄いんですよ。
エスコートキッズの中で、最初に誰が思いついて、誰が始めたのかはわかりませんが、ともかく今回のワールドカップで世界が驚いたのだから、今まではそんなこと誰もやらなかったってことですよね。
何事もそうですが、最初に思いついて、最初に行動できることほど素晴らしいものはありません。
最初にやったこの子供たちは、自主的に、楽しんで歌を覚え、楽しんで歌を歌い、それがチームにも観客にも、そして世界中の人たちも称えられるという好循環を生みました。
ただ、今後の大会でこれが標準になってしまうと、話はまったく変わります。
子供たちの中には、もしかするとあまりやりたくない国歌斉唱を強制的にやらされ、大変な苦労をして、仕方なく頑張ったにも関わらず、それは当たり前のこととしてそれほどの評価を受けない・・・ってことになりかねないですから。
同じことをやっても雲泥の差。
だから、最初に思いついて最初にやるって本当に大事と思います。
1番じゃなきゃダメなんですか?
そんなことないけど、でも1番と2番以降の差はとてつもなく大きくなるってことははっきりしているのです。
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