【竜操教室 塾長日記】桁の感覚が・・・

数学で文章題を解いていると、日常生活で使われる数字が出てくることが多いです。


買い物や入場料金など、何百円、何千円というような桁での計算になるのですが・・・


日常生活での桁の感覚や暗算の感覚が、数学の計算と結びついていない生徒が多数います。


日常で遭遇した時にはおよその計算ができているはずなのに、数学になるとそれをひっ算だけで処理するので、桁が違っていることやに気が付かないのです。


例えば、6000÷30を、20って答えたり、3500×20を7000って答えたり。


引き算もやばいです。


3500-12200を、ー9300って答えたり。


そのたびに、


6000円を30人で山分けしたら一人いくらもらえる?とか。


3500円のTシャツを20枚買ったらいくらになるの?とか実例を出すようにしています。


あとは、数学でとてもよく出てくる、「2で割る計算」だって、ひっ算するから間違うのであって、常に頭の中でお金を山分けしていたら間違いは減るはずなのになぁ・・・と思います。


実際、買い物に行ったらひっ算なんてしないで頭の中で概数計算をしているはずなんですよ。


それが数学の計算になったとて、極端な話、数字の配列だけ出しといて、後で桁だけ合わせれば良いんですけどね~。


それがなかなか。


小学校の時に、なんでもかんでも途中式を絶対書かせたりひっ算を必ず書かせたりするからだ!と塾長は個人的にはそう思ってます。


数学には、暗算もめっちゃ大事なのです。


それも、およその数を使って、およその答をつかむ暗算です。


どうしたら良いのでしょう。

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